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法律学  松原 幸恵

人物紹介

1965年、北海道釧路市に生まれる。
2000年、国際基督教大学にて博士(学術)学位取得。
2004年、山口大学教育学部に講師として着任。法律学担当。

 生まれ育ったのは北海道、大学以後は長らく東京で暮らしてきました。山口は初めての土地ですが、これまで暮らしてきた環境とのいろいろな違いを新鮮に感じています。個人的な性格としては、動作が鈍いのであまり気づかれてはいないようですが、わりと気短な方なので、注意が必要です。


私の研究

 私の専門領域は憲法学を中心とする公法学です。主要研究テーマは、イギリスにおける「法の支配」原理の歴史的変遷についてですが、この原理の根幹には、恣意的な権力行使の抑制と、それと密接不可分に結びついた個人の権利・自由の保障という思想があります。したがって「法の支配」は英米法を形成する重要な基本原理であるだけでなく、現代の日本においてもさまざまな点で重要な意味を持っています。ただし、この原理を実定法学的に説明しようとすると特定の国や時代の状況に限定されることになり、普遍的な定義を行うことは難しくなります。そこで私は、さまざまな時代と場所を越えて生き続けてきた「法の支配」の普遍的な精神に着目し、その源流にある思想を探る試みを行ってきています。具体的には、13世紀イギリスの法律家・聖職者であるブラクトンの法思想についての研究を手始めに、ヨーロッパ中世から近代にかけての権力論を研究しています。


私の授業

 法律学では特に論理性が重視されます。現代社会にはさまざまな法的問題が存在しますが、ひとつひとつの問題に対し、多様な観点から検討を加え、客観的に判断してゆくことが重要です。したがって、私の授業では、世間でよく聞かれる多数派の主張に対し、あえてアンチテーゼを提示してゆきます。授業に参加される皆さんには、情緒的にムードに流されたりして安直に結論に飛びつくのではなく、筋道を立ててじっくりと考え、さまざまな可能性の中から妥当な結論を導き出す能力を養っていってほしいと思います。

地理学研究室

山口地理学会

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山口大学教育学部
社会科教育教室
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