Q2.パソコンのファイルを人とやり取りしたいけどその方法は?


やりとりする方法はさまざまですが、その方法を考える前にファイルについて考えてみましょう。

パソコン上のファイルはどんなものでも容量(大きさ)があります。その大きさによってどのように人とやり取りするかを考えます。
 Windows のマシンであればファイルをマウスの右ボタンでクリックし、そこから「プロパティ(P)」を選択すれば、その大きさを確認することができます。(下図)

例えばこの場合(これはフォルダですが・・)の容量は32.6KB(キロバイト)になります。キロバイトは容量の単位で、
1024Byte(バイト) ・・・・1KB(キロバイト)
1024KB(キロバイト) ・・・・1MB(メガバイト)
という仕組みになっています。
(1024で次の単位になるのは計算しにくいですから、1000で計算してもそこまで誤差はありません。)

 では、ファイルの容量がわかったところで、その方法を考えてみましょう。


1.ファイルの容量が100KB(キロバイト)以下と比較的小さい場合。

この場合はそこまで難しくありません。方法としては、
フロッピーディスクに保存してもいいでしょうし、メールに添付(つけて送る)しても問題ありません。
フロッピーディスクは1.44MB(=約1440KB)まで保存できるので、容量を考えれば、複数のファイルを1度にやりとりできます。
しかし、フロッピーディスクは一般的に普及していますが、中にはフロッピーディスクドライブの付いていないノートパソコンなどもありますので、相手の状態を知っておく必要があります。また、メールの添付も同じで相手がネットワークに接続できない環境では意味がありません。


2.ファイルの容量が1MB(メガバイト)前後の場合。

この場合ちょっとした工夫が必要になります。
まず、この程度の大きさのファイルを直接メールに添付して送ってはいけません。
普段、メールはどんなに大きくても、数十KB程度ですから、これは、送る側も受ける側も一度に100通近いのメールをやり取りすることと同じになります。
これをやってしまうと、ネットワークに大きな負担になるばかりかその負担で相手のマシンだけでなくネットワークシステムの停止にもなりかねません。それでは、どうすれば良いのでしょうか。場合に分けて考えて見ましょう。


(1)これはフロッピーディスクの容量の範囲であれば、フロッピーディスクを用いる方法がつかえます。
(2)ファイルを圧縮する。

例えば下図のようなファイルがあったとします。

サイズの欄をみて分かるようにこのファイルは1.53MBあるのでフロッピーディスクでやりとりすることは無理です。
そこでファイルを圧縮してみましょう。
この場合は(.zip)ZIP形式と呼ばれる圧縮の一般的な形式にします。
圧縮するしくみ、仕方についてはここでは説明しません。

どうでしょうか、1.53MBあったファイルが一気に582KB(約1/3)になりました。これならフロッピーディスクに保存できます。
また、このファイルを実際に使う時は、(Lhasaなど)ZIP形式からもとの形式にもどす作業(これを解凍という)が必要です。
メールでファイルを送るときも、一般的な圧縮形式で送ることで相手の負担を軽くすることができます。


3.それよりも大きなファイルの場合

この場合方法は2つ考えられます。
(1)ファイルをいくつかに分割しフロッピーなどでやりとりする。
(2)ファイル転送システム(FTP)を用いる。


(1)のファイルを分割するソフト、方法についてはここで詳しくは説明しませんが、窓の杜(http://www.forest.impress.co.jp/)などでファイル分割で検索すれば、見つかります。方法は簡単ですが、分割・結合という作業が必要なため、ある程度の時間がかかってしまうのが欠点です。

(2)のネットワークをつかうのが最も効率がいいです。
数理情報の学生ならば、数理情報のサーバー(http://mis.edu.yamaguchi-u.ac.jp)があるためそこにホームページと同じ要領で必要なファイルをアップロードし受ける方はそのファイルをダウンロードすればいいわけです。
解説のページ1ではなにやらDOSプロンプトを使った難しい説明がありますが、そんなことをしなくてもフリーソフト(FFFTP等)をもちいれば簡単です。
学内のLANは高速ですから、学内同士ならば、1MB程度のファイルならば、2,3秒で転送できます。


ファイルを人とやりとりするのはいいですが、違法なファイルをやりとりしないようにしましょう。罰せられますよ・・・