Perl入門   No.5


4. perl の中身
 
4.1 変数  スカラ変数
 
変数のないプログラム言語はありません。そしてたいがいのプログラム言語の変数は、最低限、数値型と文字型の2種類を持っています。しかしPerlには、この区別はありません。それをスカラー変数と呼んでいます。表記は実に単純です。
$hensuu; (好きな変数名の頭に $ を付ける)
 
です。変数宣言もいりません。
 
ここに何かデータを入れる場合は、
$hensuu = 3;
 
とかします。( = は代入演算子)
 
さきほどの「今日は」を
#!/usr/bin/perl

$hello = "今日は";
print $hello;
 
としてみましょう。(一文の区切りは、C言語と同じく ; です。)
同じ結果が出るでしょう。(実行の仕方は、上記の通りです。)
 
4.2 引用符
 
最初にこんがらがることとしては、引用符と変数の記述があります。
print "今日は";


 
 
$hello = "今日は";
print $hello;
 
printf("%s",$hello);  
 
はすべて同じ結果です。
もし、
print "$hello";
とすると、
$hello
と画面に出てくるだけです。
 
引用符には、シングルクォート文字列と、ダブルクォート文字列の2種類があります。
 
'hello' も"hello" も同じですが、違いとしては、エスケープ文字を認識するかしないかです。
 
'hello\n' とすると、実行後 hello\n となる。
 
"hello\n"  \nは改行キーとして認識。
 
このようなエスケープ文字は他に多くあります。だいたいC言語と同じです。
\n
\r
\t
\f
\b
\v
\a
\e
\007
\x7f
\cC
\\
\"
\l
\L
\u
\U
\E
 newline 改行
 return  復帰
  tab   タブ
  formfeed 改ページ
  backspace バックスペース
  vertical tab 垂直タブ
  bell ベル
  escape エスケープ
 8進数で文字コードを指定(007はベル)
  16進数で文字コードを指定(7f 削除文字)
  コントロール文字(コントロールC)
 逆スラッシュ
  ダブルクォート
  次の1文字を小文字にする
  これ以降、\Eまでを小文字にする
 次の1文字を小文字にする
  これ以降、\Eまでを小文字にする
  \Lと\Uの効果を終了
 
注:普段我々が使っているパソコンで日本語109キーボードを使っている場合、¥キーは「¥」と表示されますが、UNIXやLinuxの101キーボードや、日本語109キーボードにおいては、「\」(バックスラッシュ)で表示されます。