5. ホームページ開設のガイドライン

 インターネットに接続している学校では,その多くがホームページを開設しています。そこで問題となるのが,個人情報保護です。しかし,ホームページ開設のガイドラインを持っている学校は,まだ少数です。これは個人情報保護という観点からは大変な問題で,すでにホームページを開設しているか否かに関わりなく,人権という観点からも一日も早くガイドラインを作成することが望まれます。以下に示すガイドライン(1)〜(5)は山口大学の正式のものではありませんが,ホームページを開設する際には,ぜひ参考にしてください。

 

(1) 掲載情報の内容

  ・ホームページで情報を発信する場合は,その情報についての責任を持つこと。

  ・「誰に向けて」,「何を伝えるのか」,「どうすれば上手く伝わるのか」を明確にして発信すること。

・ホームページに特定の人の人権を侵害したり,組織,団体等を誹謗・中傷するような内容を掲載しないこと。

・あやふやな情報や嘘やデマなどを掲載しないこと。

(2) 掲載情報の著作権

    ・ホームページの著作権を主張するため,トップページにその旨を明記すること。

・著作物の定義を理解し,他人の著作物と自分の著作物との区別をすること。

・他人の著作物を自分のホームページに利用する際は,必ず著作権者に許諾を得ること。また,著作物の出典を明示するなど引用における注意を守ること。

・他のホームページにリンクするときは,そのリンク先が他人のホームページであることを明示すること。自分のホームページであるかのような表示の仕方をしないこと。

(3) 掲載情報に対する指摘への対応

    ・外部に発信した情報に関わる苦情に対しては,誠意を持って速やかに対応すること。また,必要に応じて関係機関に連絡,相談をすること。

(4) 個人情報の保護

  ・個人情報の掲載は慎重に行うこと。

  ・他人の個人情報を掲載するときは,必ず本人の許諾を得ること。

  ・顔写真の掲載についてはその必要性をよく考え,その取扱いには慎重を期すこと。特に他人の写真の掲載については,本人の許諾を必ず得るか,または顔がはっきり識別できない写真を使うなど十分な配慮をすること。

  ・ホームページに掲載した個人情報は,その目的が達成されたと判断された時点で掲載を止めること。また,定期的な見直しを行うこと。

(5) その他

  ・動画や音声などのサイズの大きなデータを含む場合,データのサイズを明示すること。

  ・ホームページは,どんなブラウザでも見ることができるように配慮すること。画像情報のタグには必ずALT(代替文字列)設定を行うこと。

  ・半角カタカナは使用しないこと。

  ・トップページのファイル名は,index.htmlとすること。

  ・常に新しい情報を掲載するように心がけ,必ず更新日付を明示すること。

 

 この他にも,三重大学教育学部附属中学校の「Webページ作成・公開の規定(教師用)」や横浜市教育委員会事務局情報教育課の「インターネット利用にあたってのガイドライン−学校向け解説書−」が大変参考になります。これらは,

http://www.fuzoku.edu.mie-u.ac.jp/naiki/naiki.html

http://www.edu.city.yokohama.jp/inguide/mokuji.html

で見ることができます。