proxy,ブラウザの設定


3−2−1の前準備が完了したら次はproxy(プロキシ)とブラウザ,コントロールパネルの設定を行います。proxyとブラウザについて簡単に説明しておきます。

proxy(プロキシ): インターネットで他のコンピュータに代わってWWWサーバに行き,受け取ったデータを要求のあったコンピュータに転送する仕事をするコンピュータのことです。大学の情報コンセントからインターネットに接続する時には,直接インターネットに接続することはできません。このproxyを通してインターネットに接続することになります。

一般的にホームページを見るときには,下の図のようになります。



上の図はもっとも簡単な例ですが,クライアントがデータ送信要求を出し,サーバがその要求に応え,データを送信するという仕組みです。

proxyを通すと,下のようになります。




この場合,例えばクライアントがホームページのデータ送信要求を出したとすると,クライアントが直接サーバーにアクセスするのではなくて,いったんプロキシサーバにアクセスします。そしてプロキシサーバがクライアントのデータ送信要求受けて,クライアントの代わりにサーバにデータ送信要求を出します。データ送信要求にサーバが応え,サーバはプロキシサーバーにデータを送信して,プロキシサーバーがクライアントにデータを送信するということになります。

何が利点であるかというと,クライアントからホームページを閲覧したいという要求が出されると,proxyサーバはホームページが更新されていないかどうかをチェックします。ホームページが更新されていない場合,プロキシサーバのキャッシュの部分からデータを取り出しそのデータを
クライアントに送信します。これによって,いちいちサーバーからデータを受け取らなくても済むので,高速化を図ることが出来ます。

また,ネットワークと大学外のインターネットを接続すると,外部から不正アクセスを受ける可能性が高くなります。そこで,LANとインターネットの間にプロキシサーバをおいて,許可された人しかアクセスできないようにしています。プロキシサーバはそういった役割もあります。


次にブラウザとブラウザの設定方法について説明します。

ブラウザ: ホームページを閲覧するためのソフトウェアのことです。多くの種類のブラウザが出ていますが,現在はWindowsに標準でインストールされているマイクロソフト社開発の「Internet Explorer」(インターネットエクスプローラ)とネットスケープ社開発の「Netscape Navigator」(ネットスケープ・ナビゲーター)に人気が集中しています。ここでは「Internet Explorer5.5」を用いて解説します。なお,どちらのブラウザもフリーソフト(著作権は放棄していないが,無料で使えるソフト)として公開されています。

1. デスクトップの「Internet Explorer」のアイコンの上にカーソルをあわせて右クリックをします

2. いくつか項目が出てくるのでその中から「プロパティ」をクリックします。
(右図参照)


3. 一番上の「ホームページ」欄の「アドレス」の部分に下線,斜体部分を記入します。記入は半角英数字で記入してください。(下図参照)
アドレス: http://ic.cc.yamaguchi-u.ac.jp/ 



4. 接続タブをクリックします。



5. 一番下のLANの設定というボタンをクリックします。



6. 真ん中あたりの「プロキシサーバ」という項目の「プロキシサーバを使用する」とその下の「ローカルアドレスにはプロキシサーバは使用しない」という部分をチェックして,「詳細」ボタンをクリックします。既存の設定を上書きしてしまう恐れがあるので自動設定の部分のチェックは2つともはずしておいてください。




7. プロキシサーバの設定というウィンドウが出てくるので,「サーバー」の設定をします。5つ記入する欄がありますが,記入するのは一番上のHTTPの欄の2つだけです。以下のように記入してください。下線,斜体の部分を半角英数字を使って記入してください。
用するプロキシのアドレス; proxy.cc.yamaguchi-u.ac.jp
ポート番号 ; 8080
他にも「使用するプロキシのアドレス」と「ポート番号」の記入をする欄がありますが,ここは空白にしておいてください。インターネットに接続した際に,自動的に挿入されるかもしれませんが,そのままにしておいても構いません。

8. すぐ下の「例外」の「次で始まるアドレスにはプロキシサーバを使用しない」という部分に次のように記入します。下線,斜体の部分を半角英数字を使って記入してください。
次で始まるアドレスにはプロキシサーバを使用しない *.yamaguchi-u.ac.jp



あとは「OK」をクリックすれば設定は完了です。

引き続きコントロールパネルの設定を行います。
画面右下の「スタート」ボタンを押して,カーソルを「設定」にあわせ,「コントロールパネル」をクリックします

以下のことを確認してください。

1. デスクトップの「マイコンピューター」をダブルクリックします。


2. いくつかのアイコンが出てきますので,その中から「ネットワーク」というアイコンをダブルクリックして下さい。

 

3. ネットワークの設定の「現在のネットワークコンポーネント」の欄に以下のものが表示されているかどうかを確認してください。

  「自分が使用しているネットワークカードのアダプタ」
  「TCP/IP」



コントロールパネルの設定を確認したら,ここでの設定は終了です。
これでインターネットへの接続への準備が整いました。次にインターネットのユーザ認証を行います。
実際にインターネットに接続してみましょう。ユーザ認証には大学から入学時に取得したユーザ名とパスワードが必要です。
以下のようにユーザー認証を行って下さい。

1. デスクトップ上の「Internet Exploler」のアイコンをダブルクリックしてブラウザを起動させてください。

2. ブラウザが起動したら,自動的にユーザー認証画面になります。(自動的にhttp://ic.cc.yamaguchi-u.ac.jpにジャンプします) ユーザー名とパスワードを入力する欄がありますので,
入学時に大学から取得したユーザ名とパスワードを入力してください。入力したら,「OK」ボタンをクリックします。


3. ユーザ名とパスワードを正しく入力すると,下の画面のように「パスワードを受け付けました。プロキシの設定をしてください。」というメッセージが出ますが,
プロキシの設定はすでに行っていますので,改めて設定を行う必要はありません。これでインターネットを利用することが出来ます。


プロキシの設定は一度行っておけば,インターネットに接続するたびに設定をする必要はありませんが,「ユーザー認証」はインターネットに接続するたびに必要ですので覚えておいてください。
なお,3−4で詳しく説明しますが,電子メールを送受信するためにもユーザー認証が必要です。ユーザー認証を行ってから電子メールを送受信することになります。