円をたくさん描いてみよう


サンプルプログラム2では円を7つ描きましたが、規則的に並んでいるのであまり面白くありません。そこで今度は、ランダムにいろいろな円をたくさん描いてみましょう。そのためには乱数というものを使う必要があります。簡単に乱数を説明しましょう。

乱数とは、簡単に言えばめちゃくちゃな数のことです。例えば、N88BASIC では rnd(1) で 0 から 1 までの乱数を作ることができます。今、次のようなプログラムがあったとしましょう。

10 行目に x = rnd(1) という命令があります。rnd(1) は 0 から 1 までの何かの実数になります。0.3 かもしれませんし、0.9 かもしれません。これは実行してみるまでわかりません。0 < rnd(1) < 1 であることだけが保証されています。今、とりあえず 0.3 であったとしましょう。そうすると、x = 0.3 となります。次に 20 行目にまた同じ命令 rnd(1) があるので、これも 0 から 1 までの実数になります。この時に重要なのは、今度の rnd(1) は、10 行目の rnd(1) と同じ値になるとは限らないということです。もちろん、たまたま同じ値になることもありますが、たいていの場合違う実数になります。今度の rnd(1) は 0.8 になったとしましょう。そうすると、x = 0.3, y = 0.8 となります。つまり、上のプログラムを実行した時、変数 x と y にはそれぞれ違った 0 から 1 までの実数が入っている事になります。
このように、rnd(1) は使うたびに値が異なっている 0 から 1 までの実数になります。これを 0 から 1 までの乱数と呼びます。

それでは、この乱数を使ってランダムにいろいろな円をたくさん描いてみましょう。次のサンプルプログラムを見てください。

サンプルプログラム3

プログラムの解説をします。

では、さっそくプログラムを実行してみましょう。次のように円がたくさん描かれたはずです(乱数を使っているので、みなさんの実行画面と下の実行画面はまったく同じにはなりません)。

さらにもう一度実行してみましょう。また、別の円が描かれたはずです。